ナンゾヤ

ミュージックビデオ|2020

田中 いずみ 岡田 美穂

武蔵野美術大学

いつも何かを選択して行動を起こす。しかし時々、頭が目の前の状況を理解する前に、心と体が何かに吸い込まれていく。どこに向かっているか分からないのに、なぜか気分は良い。私をどこかへ引き寄せている、この圧倒的な力は何。

審査員コメント

  • 独特な世界観で最後まで見入ってしまった。途中から入ってくるグロテスクな感じも良く、刺激となっているのが良かった。一方で初見でグロいものも見慣れると徐々にその刺激は薄れていってしまうため、感情のシナリオをしっかり組み立ててから要所に差し込むことでより作品のインパクトを作る事が出来るとも思う。

    井口 晃慶 クリエイティブ部 グループマネージャー/KLab
  • 作者と音楽家との親密なコラボレーションにより生まれた、具象と抽象を行き来するドローイングアニメーションによるミュージックビデオ。水や炎が重力に逆らい、謎の球体が浮いていて、体が細胞レベルにバラバラになるーー作者が感じる”見えない力に引き込まれる感覚”を、2色の抑えた配色と緻密な描画によるイラストによって独特な世界を鮮やかにビジュアル化した力作。アニメーションと音楽とのシンクロないぜーション、相乗効果が素晴らしい。

    村上 寛光 アニメーションディレクター/プロデューサー/株式会社フリッカ代表