ライオンナニーの旅

アニメーション|2018

端木 俊箐

東京藝術大学

作者Webサイト http://www.junqingduanmu.com

この作品はライオンナニーが乗客たちとの出会いと別れを通して、「離別」の意味を考えさせる作品だ。 電車の旅は人生の縮図のようだ。色々な人と出会って、別れる。しかし人々はそれぞれ自分の人生と降りる駅があるので、離別はそんなに悲しいことではない。主人公のライオンナニーはこの出会いと別れから、自分自身の孤独感を感じながらも、また自分の旅を続ける。

審査員コメント

  • 筆絵による手書きスケッチに基づくアニメーション作品。1つ1つは走り書きのようにスピード感がある描写でありながら、豊かな色彩表現が幻想的な印象を受ける。一方で、ストーリーはそれとは対比的に不安をよぎらせるようなトーンで進行されるが、しかし、その中で希望を感じさせるシーンも展開される。言葉によらない作者ならではの心情アニメーション表現はまるで動く絵本であるかのようである。

    藤木 淳 アーティスト・表現研究