Time Autobahn

アニメーション|2018

羅 絲佳

東京藝術大学

作者Webサイト https://www.sijia-luo.com/

疾走する車。時間軸のハイウェイに飛び乗り駆けてゆく。速度に制限はない。

審査員コメント

  • 車のフロントガラス越しに見える風景。流れる景色、水滴を弾くワイパーが心地良い。
    まっすぐに進む車だが、やがてワイパーをワイプとして利用し、カットを変え始める。カットを変えると言っても場所が変わるわけではない。時間を変えるのだ。今日のこの景色、明日のこの景色、明後日のこの景色、やがてカットが変わるスピードは早くなり、コマ撮りのようになっていく。どんどん流れていく景色、ではなく、時間。
    「ほうほう、なるほど、そうきたか」無意識に先を予想しながら展開を見守っていると、思ってもいなかったような出来事が起こる。いつもこの場所にいたあの人が誰かと殴り合いの喧嘩を始めるのだ。「え?そうくる?どうなるのこれ」期待と不安でドキドキしていると、喧嘩する二人を押しのけ、時間ドライブは急激に加速する。世界の終わりに向かって…。
    こんな展開誰が予想できますか。恐れ入りました。

    大山 慶 評価員