かえりみち

アニメーション|2018

木山 瑞嬉 加賀田 直子

東京藝術大学

PARTNER AWARD

身近ながら遠い他者のようにも思える、父と娘の関係。 そんな二人が一体化する場面があるとすれば、それはどんな瞬間なのだろう。 夢と現実の間、娘の連想遊びの中で両者が溶け合っていく刹那を描いた。

審査員コメント

  • タイトルが出るまでの3カット、女の子の顔、ハゲた父ちゃんの後ろ姿、そして、父ちゃんの背中をなぞる指(紙のシワを使ってる?)を見た段階で、絶対に傑作だと確信しました。
    絵も上手いし、アニメートも気持ちいいし、グラフィックセンスあるし、発想もイカれてるし、凄いの一言です。そんな中、僕が特に感心したのは、父親をあんなキャラクターデザインで描き、娘のめちゃくちゃな妄想を見せられたにも関わらず、見終わった後に強く残ったのが、父と娘それぞれの「愛情」だったことです。
    女の子が大好きな父ちゃんだから、見ている僕まで父ちゃんを好きになれたし、父ちゃんが娘を愛していることが伝わったから、女の子のことも大好きになりました。
    冒頭の3カットで傑作の予感はしてたけど、まさか感動させられるとは…。早く次の作品が観たいです。

    大山 慶 プロデューサー/株式会社カーフ代表取締役