アル・イベル

映像|2017

長谷川 雄大

早稲田大学

 ドバイ旅行に行った際、現地で放送していたテレビの映像がとても印象的だったので、その感じをなんとか日本に持ち込みたいという思いから制作しました。 「アル・イベル」というのはその中東のテレビ局の名前で、日本語訳すると「ザ・ラクダ」となります。その”ラクダチャンネル”では24時間延々とラクダレースの映像が流れ、テロップが出るだけなのに雷鳴のSEが入り、画面に空白が多いとサフマン国王の写真がふわっと挿入されるなどといった理解の出来ない演出が多いのですが、理解できないのにいつまでも楽しく観ることができます。この作品を観た人には、私たちがドバイで”ラクダチャンネル”を観ていたときのような気分を味わってもらいたいです。 また作品全体の没入感を増やすために「現実にないカメラからの映像は作らない」ということで、ドラマのような「神の視点」を設けないことをルールとして制作しました。