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アニメーション|2017

仁藤 潤

東京藝術大学

作品Webサイトhttp://www.nitoblog.com

この作品は、ダンボールで作ったストップモーションアニメーション作品です。震災以降、家族や自分を取り巻くコミュニティーについてよく考えるようになりました。ある日、自宅にあるAmazonのダンボールの山が目に入った時、あっと言う間に使い捨てられたダンボールたちが、とても切なく儚い存在に思えたのです。世間から使い捨てられたホームレスとダンボールの2つの存在に運命的なものを感じ、この作品を作るに至りました。

審査員コメント

  • ホームレスとぬいぐるみのやりとりがコミカルに描かれて穏やかな気持ちになりました。
    ダンボールを使ったストップモーション表現は演技の素朴さを強調し
    作品に登場するキャラクターや家族のドラマをより身近に感じることができました。

    堀口 広太郎 プロデューサー/グラフィニカ