Ubiquitous

インタラクティブアート|2016

石川 達哉

東京藝術大学

審査員コメント

  • Wikipedia によると日本では2016年現在500万台 (人口25.4人に1台) 以上もの監視カメラの存在していて、その数は今後も増え続けるという。そしてその映像は犯罪の抑止、捜査目的だけでなくマーケティングに利用されるケースもあるだろう。インターネットの世界でも、多くのサイトに計測タグが埋め込まれ、ユーザの滞在時間からクリックしたリンク先まで、あらゆる動作が計測可能でマーケティングに利用されているのは事実である。この作品はわたしたちが普段意識しない「監視の目」ついて気づかせてくれるものだ。シンプルな表現ながら実際に目の前にすると多少なりとも「恐い」と感じるのではないだろうか。ポジティブな面、ネガティブな面どちらもあるが、監視されていることに気づいていない過去の自分を客観視する体験は、一度味わってみたいものである。

    萩原 俊矢 ウェブ・デザイナー