夜空がじゆうちょうワークショップ

ワークショップ|2015

池田 佳奈恵 田中 悠己, 牧子 佳世

東京工芸大学

このワークショップは開催場所である『おおやスキー場』が「『いつもと違う景色』を見て、『新たな発見』ができる場所」であることを発信する広告企画である。若者を誘致することが多い他のスキー場とは異なり、子どものいる家族連れ主なをメインターゲットとする『おおやスキー場』。そこでは、子どもにとって「いつもと違う景色」が多く見られる。そりに乗ってみたら一緒に乗ったお父さんが意外とはしゃいでいるところ、斜面をスキーで滑るお母さんの力強いところなど、いつも一緒にいる家族のいつもと違う姿を見て、新たな発見をすることもあるだろう。『おおやスキー場』は子どもにとって「いつもと違う景色」を見て、「新たな発見」ができるところだと再定義した。それを新たな形で再構成し、発信するのが今回のワークショップである。 ワークショップのコンセプトは「いつもと違う景色をとおして、発見すること」。体験者が「夜空に絵を描く」という体験によって、自分の描く絵やオーロラや虹が描いたと同時に夜空に浮かび上がる「いつもと違う景色」をとおし「新たな発見」をする。その「新たな発見」とは、「光によって身の回りの『色』が見える原理」だ。ワークショップでは、描いた絵が人工降雪機から発生する霧や雪に光が反射して見えている仕組みと、身の回りの「色」が光によって見える原理を絡めて紹介した。

審査員コメント

  • 子供向けのインスタレーションでありながら大人でも間違いなく感動できる作品。雪山一面をキャンパスに見立てる事で絵を描くという行為の意味が全く違ったエンターテイメントになる事を知ることが出来る。惜しむらくは応募されたプロモーション映像の画質が悪く本来の魅力を伝えきれていない点が非常に残念に感じた。

    谷口 充大 ディレクター/テトラ
  • 夜空に絵を描けるというダイナミックさが愉快で夢がある。霧や雪に投影されている映像も神秘的で印象深く実際に体験してみたいワークショップ作品。

    堀口 広太郎 プロデューサー/グラフィニカ